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くるり/東京
どうですか?皆さん、好き?「東京」
くるりを初めて聴いたのは、どういうわけかテレビ神奈川のどうしようもない音楽番組(いやどうしようもなくはないな、水本アキラが司会やってたやつ)でなんだけど、それが衝撃で、ライブ映像だったと思うんですが(あんなPVありえんし、まだデビュー前だ)、白黒の映像で三人椅子に座って演奏しているバックグラウンドに、目には見えない「霧」のような「煙」のような…そうだなありゃあパープルヘイズなんだろうね…そんな出しちゃいけないもんがビンビン出てて、「いやー同世代かちょっと上ぐらいなのに、思いっきりアシッドな空気だわ、こりゃすげえわ」と関心、即座にネットで検索して、岸田さんが電車好きということもそこで知ったわけですが、それぐらいビックリした(まあ、でも100点満点中75点ぐらいビックリしたってことだろうね)。でもその曲がいったい何だったのか、さっぱり分からないまま、アレヨアレヨと言う間に「東京」。ああ、なんだ、歌謡ロックか…と、大いに意気消沈した覚えがあります。
まあ、今のうちに言っておきますが、全く興味ないんですよ、くるり。ただ、やっぱなんだかんだ言って、「東京」みたいな曲を書ける良いバンドで、ねえ、いいじゃないですか。佐々木敦さんが自身のページで、「『もしもし』のサンプルを聴いて……「東京」にやられた」と語られていましたが、その「75点の映像」があったから、やっぱり僕は完全にひっくり返ったりは出来なかったなあ。
もしかしたら、くるりじゃないっていう可能性もあるんだけどさあ。でもすぐに検索したからなあ。
まあそんなこんなで、常にどうでも良い緩い視線を彼らには浴びせている僕なんですが、いや、それでも『図鑑』は聴いたんですよ、ジム・オルークっつんでね。あのアルバムは、当時から全然良くないと思ってましたねえ。緩いでしょ。結局、くるりの皆さんとしては、「先端」…でも、そんなに気取ってない「先端」を意識しているんじゃないかなと思ってるんですけどね、スノビズムを極力排した上で、生活感も醸し出しながら、それでいて感覚だけでエッジを切り取ってやるぜ…みたいなね。まあ僕らより少し上の世代の人ってそうなるんでしょうかね(適当に言っちゃってるけど)、ナンバーガールとかも温度は違うけどそういう感じしましたね。そういう感じに対して反射的に覚える違和感、みたいな緩さですね、僕の視線の緩さは。
で、何が言いたいかと言いますと、次回ライブ(12/23)はくるりみたいなライブをやろうと思います…って意気込んで皆に言ってたんですよ。くるりみたいなライブ、って一度も生で見たことはないんですけど、今のような人気者のくるりというよりも、まさに一昔前の「先端」としてのイコンであるくるり、生活感も醸し出しながら熱く、熱くロックするくるり…みたいな位置のライブね、そういうのをやってみようと思って練習してたら、思った以上に僕らドツボにはまってしまって抜けられず、結果抜けたと思ったらくるりから遠く離れたところに来てしまいました。
スカッスカで何も残ってネエや…って、これは90年代的なドツボなんですかね、限りなくスカム。
ということで、僕らのライブの全容がようやく本人達にも明らかになりました。今年最後のライブは、結果スカムでした。まだやってないけど。ヒドイもんだな。くるり…どころの騒ぎじゃなくなってしまった!ただ、居合い切りのような緊迫感をメンバー同士漂わせながら、闘いのように、屑みたいな音を撒き散らしていくのも一興なのかね。
おっと!是非、キテクダサイね。お待ちしておりますよ。詳細はこちら。(今回は、DELAギターが白眉ですので、その筋の方お見逃しなきよう)

