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映画三昧
やっぱねえ、TSUTAYAの半額デーがあるとね、ドバッと観てしまうんですよ、映画。自分自身のメモ代わり+週末用ビデオお探しの方の為に書き記しておきます。

テオレマ ★★★★★
大好きな映画!観るの三回目にして、心のベスト3入り決定!(1.未来世紀ブラジル 2.テオレマ 3.オリーブの林を抜けて)で、以前二回はテレビで観ていて、運悪くオープニングを見逃していたので、今回初めて通して鑑賞。もう、最高!テーマは一貫していて、例えば「神の不在」というようなことが言われるのだけど、このページにあまりに詳しい。僕は渋澤龍彦の著作で初めて知った映画。パゾリーニの作品はこれに加えて「ソドムの市」しか観ていないんだけど、どちらも映像があまりに美しく、そして神々しさと馬鹿馬鹿しさを伴ったプロットと演出に震える。テレンス・スタンプというあまりに神々しい神の使者がブルジョワジーの家庭を崩壊させる様を、どうしようもなく馬鹿馬鹿しく描いている。

華氏911 ★★★★
マイケル・ムーアのパルムドール受賞作品。観賞後の暗澹たる気分と言ったら…。日本でこの作品が俎上に挙がるとき、「既知の情報だ」とか「これは映画ではない」とか「ドキュメンタリーとは…云々」を言い出す馬鹿がいます(いました)が、そういう奢り高ぶった態度こそが無価値かつ唾棄すべきもので、既知の情報であろうが下品な煽りだろうが、真実を伝えアクションを起こすその姿勢に対してどうこう言う資格はねえよ。なんだかんだ言って、権威主義なのな、田原総一郎とかな。

A ★★★★

A2 ★★★★
森達也監督がオウムを追った有名シリーズ。オウム、そしてもう一歩の当事者である被害者や地域住民、警察など全てに対する目線が平行な森さんは、執拗に並行で、それ故に面白い。しかしやはり最終的にはマスメディアの癒しがたい諸問題が心に残るのだった。加えて警察によるかなり醜い別件逮捕の現場が明らかになるシーンなど、如何に「正義」を振りかざす者の心が薄汚いか、簡単に露呈する。そういう意味で、オウム信者は麻原〜教団と、権力の薄汚い「正義」の両方から搾取されているのだ。「A」はオウムのA、アレフのA、そして荒木のAダヨ!
ゆけゆけ二度目の処女 ★★★★
若松孝二監督作品。ギラギラしていて最高でした。ヌーベルヴァーグとポルノと60年代の学生運動が渾然一体になったスタイルは、正しく黒沢清らに受け継がれていくんだな…という意味で、彼の「神田川淫乱戦争」は本作へのオマージュなんだな、と気が付く。

コミック雑誌なんかいらない ★★★
滝田洋二郎監督作品。この豪華出演陣を揃えた(郷ひろみ、松田聖子、桃井かおり、おにゃんこクラブ、片岡鶴太郎、三浦和義などがほんのちょい役で次から次へと出演する)作品でも、芸能レポーター「木滑」のぐずぐずうじうじした黒い存在感を放ちまくった内田裕也は凄い。が、それを遙かに凌ぐオーラを放って出現したビートたけし!この映画と前後して、「その男凶暴につき」など、内田裕也に代わるような黒いオーラをビシバシ放っていくことになるのだなあ…。
ラース・フォン・トリアーの処女長編ですが、いやー話遠かったわ。かなり入り組んだサスペンスなんですが、完全にツボをハズしていました。分かりにくいだけ!でもラース作品は全部観るよ。

エピデミック〜伝染病 ★★
ラース・フォン・トリアーの長編第二作ですが、いやー話遠かったわ。これまたアウトブレイクものなんですが、監督がなんだか明後日の方向向いててなあ。でも独特の映像センスは既にこの時点で開花、更に「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を彷彿とさせる恐ろしい展開が待っていたので、ラース作品は全部観るよ。

ファーゴ ★★
コーエン兄弟による傑作サスペンスと呼ばれた本作だが、僕はスティーブ・ブシュミの存在感以外にはあまり面白いとは思わなかったなあ。
ザ・クレイジーズ★★★
これは画像貼っておいて欲しかったなあ、amazonさんよ。「ゾンビ」のロメロによるアウトブレイクものですが、見事に「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」になってました。

