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弟へのメールを部分転載

つーかね、DSだけどさ、あれはねえよホント。アドバンスが最初に出たときだって、もっと「Oooops!!」と心に迫るモノがあったけど、今回はニュースリリースの時から一切ワクワクさせるものが無くて、いやだがしかし任天堂の事だ、必ず大仕掛けを、しかも小手先の派手さに頼らない本当の「面白さ」に直結した某かを、必ず提供してくれるのだろうと、信じていたし勿論今でも信じているんだが、その可能性は低いんだろうな。

『一部の人はビデオゲームを見て、今の状態のままで良いと思っていますが、任天堂はいろいろなことを夢見て、問いかけます、「なぜ変化を望まないのですか?」』→| LINK

そもそも、地に足つかないまま不慣れな業界で右往左往する新参者(ソニーだったりマイクロソフトだったり)に対してどっしりと構え、十字キー+ABボタンに8ビットのテレビゲームの世界に、確信に満ちたパラダイムシフトを仕掛けることで、その革新を地道に続けてきたのが任天堂じゃねえのかと、俺は言いたい。勿論、大失敗(サテラビューとか64DDとかバーチャルボーイとか…)も乗り越えながら、だけどさ。いや、「確信に満ちた」って、そりゃ嘘か。

でも、少なくとも虚無に満ちた派手なだけの「革新」を、広告戦術だけで定着させる他メーカーのやり方に対して、常に視点がゲームの側にあるから良かった。失敗はあったけど(バズーカとかポケモンミニとか…)。

しかしDSからは、「ゲームが新しくなる」というまさにパラダイムシフト(今回はその辺り「二画面」「タッチパネル」「ワイアレスコミュニケーション」「音声認識」という機軸で示そうとしているんだけど)におけるワクワク感というのが皆無。俺が唯一期待しているのは、マリオの2Dアクションゲーム新作なんだけど、これって只の思い出商売で、なんら目新しいことはねえよな。アドバンスでやりてえよ。

「二画面」という仕様は、GC+GBAの連携プレイ(「ゼルダの伝説・四つの剣」に結実していることはご存じの通り)から。「ワイアレスコミュニケーション」は、ポケモンファイアレッド。リーフグリーンの「ワイアレスアダプタ」やGBCの「赤外線通信」「モバイル通信」から。「音声認識」は「シーマン」「ピカチュウげんきでちゅう」から。「タッチパネル」以外は、一切目新しい技術ではない。

勿論、目新しい技術じゃないからダメ、とか言っているわけじゃなくてさ。POP-SITEにもあるように、携帯するゲーム機ってことはやっぱそれをプレイすることで生活の何かを失うわけじゃないですか。俺ら(複数形にするけどさ)がGBAに飛びついた、もしくは鈴木克巳君が携帯ゲームに飛びついたのは、それらに脅かされる生活って言うのが少ないからだと思うのよ。鞄からちょっと取り出して、スイッチを入れればプレイできるんだから。(俺の徒然よりも遙かに的を得た、POP-SITE内の記事

結局、任天堂は、資本主義の競争論理にかまけて、深い溝にはまりこみそうな気がする。そんな気がして、全然ワクワク出来ない。FC→SFC→N64→GCという進化の構図と同様に携帯ゲームを進化させることを誰が臨んでいるのだろうか。今となってはライトユーザーの気持ちはわからんけど、果たして彼らも臨んでいるのかね。

但し、勿論、PSPの理念なんて言うのはクズ同然でね(みんな電車の中で映画とか観たいのかなあ。俺は観たくない。しかもポータブルDVDってわけでもなく、特殊なメディアを使うわけでしょ)。ただ、デザインだけで言えば、ユーザーはPSPを選ぶと思うから、またも混迷の度を深めるだろうな。

コンテンツの面から見れば、先に触れた「マリオ新作」以外は、「マリオ64」のリメイク、「マリオカート」「どうぶつの森」「メトロイド」「パックマン」って…続編だらけ(しかも賞味期限過ぎたやつがチラホラ)で今のところ何の魅力もないし。ハードを変えた事による生まれ変わりもあまり期待できないんじゃないかなあ。

しかし多分、ポケモンの新作はDSで出るんだろう(そうではないことを願っているから、予想が外れたら大喜びだが)。そしたら渋々DSを買うんだろうけど、やっぱその時点でもうワクワクは無いと思うんだ。裏切りですよ、これは…。

任天堂のオフィシャルサイトでは、白く光っている岩田現社長は、マザーファンにとっては英雄で、伝説の人なわけだから、これまで何も言えなかったのだが、やっぱ荷が重いんじゃないのかなと思ってしまったよ。ああ、山内さん…


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