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もちろん幻の名盤解放歌集シリーズの再発盤です。演歌の巨匠がGSを真似て民謡の勉強をしていた新人に歌わせたスナック菓子タイアップ曲…という背景からしてあれですが、GSビートをバックに地獄のようなリバーブをかけたこぶしが響く様は串カツに生クリームをどっさり乗せたよう。はじめは、あはははと笑い、やがてその中毒性の高さに驚くことでしょう。そこら辺はスターボ「ハートブレイク太陽族」と同じで事故系名盤の特徴でしょうか。

売れなかったらしいよ。


ここに昭和が詰まっている。気がする。昭和の粋、ダンディズム、歌謡曲的ギミック、キュートな女性ボーカル(ひどい表現だが)、愉快な掛け合い、そしてなにより洒落た楽曲が素晴らしい。洒落のめしている。しゃれのめしてるって使うの初めてだけどこれはしゃれのめしていよう。和ものしゃれのめし歌謡名盤。彼らの「裸足のままで」というシングルもA&Mボサ的ヨカ盤として知られています(そのジャケでリオアルマさん達がそれぞれパステルのタートルを着ていて燃えよドラゴンの雑魚チンピラみたいで可笑しい)。
歌謡曲7インチの鉄則だがこれもやはりB面(A面はド歌謡曲)。JB風?和ものファンク歌謡。貢献度の高い女性コーラスは間違いなく伊集さんのシンガーズスリー!と思ったら、スリーシンガーズでした。当時A面目当てで買った人の耳にはどう響いたんだろう。


B面です。とても可愛らしく7インチのB面にふさわしい。松尾清憲作詞作曲ですがここらへん全然知らないので教えてください。シネマのファーストっていくら?他にもいいのあるんでしょうか。一聴するとナイアガラチックですが(余談ですがdj hazuは自分の結婚式で大瀧詠一「FUN×4」をかけたんだって。俺も!)もう少し熱さがあってガッチーでたまりません。ジャケもまた良いんだ。

故トコナX(若い!)とトラックメイカーHAZUの二人が97年に残したレペゼン名古屋なヒップホップアルバム。内容はFRESH!FRESH!FRESH!当時はトコナXの名古屋弁ラップがいなたすぎるなーと思ったけど、全然んなことない。何を聴いていたんだろう。あと思うにHAZUって今の世の中、唯一MTRの匂いがするトラック(これって実はヒップホップのキモじゃないのか)を産み出せるトラックメイカーじゃなかろうか。とてもラフ。マッドリブがアーティスティックにラフなのに対して、彼の場合もっと勉強も喧嘩も得意な10歳の男の子が持つラフさっぽい(子どもっぽいのとも違う)。メンバー二人とも、学年で1人くらいいる「不良グループに籍を置いてるんだけど、いじめられっこを笑わせられるくらい洒落が通じる子」みたいだ。日本のヒップホップでFRESH!と言えるアルバムって他にあったかな。


結構好きなんですハイファイセット。和ものソフトロック的に評価の高い前身の「赤い鳥」よりタイプ。100円箱に入ってるレコードはとても愛着が湧きますね。彼らのLPはほんといっぱい買った。

で、その中でも一枚といわれたらこの『閃光』でしょう。お祖父さんの吸ってたタバコみたいなジャケがまた良いじゃないか。そして、このアルバムは「スクールバンドの女の子(タイトルがもう素晴らしいじゃない)」一曲のために買う価値ありと言える。歌詞、設定、楽曲、コーラスワーク、男子二人と山本潤子さんの掛け合い、超かわいいハイファイセットの最高峰(昔昔ラボミックステープの一曲目に入れた記憶が)。歌詞の始まりが「憧れのスクールバンドに入って 間もない だからまだ楽譜係なの私は それでもいつかは吹いてみたいフルート」ダヨ。更に曲の終盤で潤子さんがフルートに見立てたスキャットをします。

満点。


それと「スローダンス」はボビーコールドウェル「WHAT YOU WON'T DO FOR LOVE」にすげー似てる!

一応アイドルなんでしょうか、早瀬優香子の86年に発表されたセカンドアルバム。内容はただただ「アンニュイ」。この一言に尽きるでしょう。アルバム通して聴ける数少ないLPです。日曜の午後3時半ごろ手持ち無沙汰な時に再生してます。

曲単位で言えば、なにはともあれ秋元康作詞・矢野顕子作曲「マリー・ラフォレはもう聞かせないで」がダントツ。このLPを買うきっかけになったのは何を隠そうJMQ番長大芝さんのミックステープに「マリー・ラフォレ…」が収録されていたからなのです。今聴いても余裕、ラウンジDJにかけても余裕。シンプルなモノクロジャケもアルバムの雰囲気を品良く表していて「お気に入りの一枚」感を増幅してくれています。


帯にもあるけど、ご存知「2/3ヌードル」CMソングも収録!
誰もご存知じゃないよね。

今日はもういっちょ。キャスターってのもなんですが。もう二年くらい好き好き言い続けているNHK「今日の健康」に出演されている中岡 由佳さんです。写真右手の方ね。
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我が家はNHK率が高いのでよく見かけるわけですが、内容全然みてない。まあ写真見れば分かるんですが、中岡さん、妙に、自然体で、素晴らしく、波の数ほど、えろったいのです。ある意味「NHK今日の健康」的なものの対極にあるような。でもでも、なんというか「中岡さん、雰囲気えろいよね」と思うやつのほうが、きわめて不自然で、救いようもなくふしだらで、手痛いバチが当たっても仕方のない三国一の鬼畜だ、みたいな共通認識がスタジオ内に醸しだされているんですよ。だれも言い出せない感じ。

それがおもしろい。

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でもまあ、可愛いよね、彼女。最近髪を短めにしていてえろったさよりキュートさが増しました。俺の間抜けも増しました。

久しぶりすぎて書きかた忘れてます。画像が表示されるか心配。
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忘年会帰りでどうも眠れないのでいよいよ書いてしまいましょう、サンボマスター。予備知識全然ないです。見たまま聴いたままですが、NHKでライブ見てあーいいなー借りようと借りた「サンボマスターは君に語りかける」。

エレキギター15年ぶりくらいでかっこいい思った。いやそれより。今年一番聞き込んで一番かっこいい思ったCD。ロックだと思って借りたらこれまるでJackson Sistersの「Miracles」じゃねえか。日本語の。「夜が明けたら」「週末ソウル」のように明らかにソウル寄りの楽曲はもちろんだけど、日本でここまでソウルな音楽を聴いたことがない(もしくは今思い出せない)。あまりにすんごいのでファースト借りてみたらあんまりピンとこない感じのロックだった。このスリーピースバンドの音楽にホーンを足した大英断(?)。

ボーカルすごい。ボーカルがすごい。声潰した時も潰さない時も。一番好きな曲が6曲ぐらいあるんだけど、その中のひとつ「マフラーの揺れる間に」の冒頭なんかもうまんま大沢誉志幸じゃねえか。とても自由自在(←音楽好きとは思えない貧しい表現)。うん、でもこんな曲が聴きたいから俺は音楽を聴き続けているのであって、今年はほんとこのアルバムに出会えてよかったなあ。

「あなたが人を裏切るなら僕は誰かを殺してしまったさ」の素晴らしさも・・・なあ。おそらくサンボマスターの魅力のうち歌詞の占める割合って大きいんでしょうけど、俺はほとんどそういうのよく分からないんですが、それをまったく落としている人でもここまでグッとこさせるってのはあれだよ、いい音楽なんだよ。

あと俺はこのバンドはビジュアルが非常に重要だと思っていて、あの地方国立大の軽音内バンドのような三人のたたずまいがたまらなく好きだ。仲良さそうなのも好きだ。

デラソウル「The Grind Date」とこのアルバムの一年だったなあ、ほんとに。音楽っていいわー。つうかもう、ほんとどうしようもねえーレビューだなあこれ。いつから俺ってこういう俺なんだっけ?

虹、今日職場で撮れたからみんなで見ようぜ。

2004.12.18

ROLAND「MC303」